庭には芝生を張りたいなぁ…。

青々とした芝生が庭に広がる風景は、ひとつの憧れですよね。

筆者が庭を芝生にした理由も、芝がある風景への憧れから。

芝生で子供が走り回っている姿を想像し、芝生の庭にすることを決めました。

ではさっそく芝を張りましょう!と言いたいところですが、芝生にはいくつもの種類があることを知っていましたか?

それぞれ特徴やおすすめポイントが違うため、事前によく考えてから選ぶ必要があるのです。

この記事では、初めて芝生を考える人が芝生選びに迷わないための情報をまとめました。

ぜひ、芝生選びの参考にしてみてください!

 

芝生の選び方

一口に「芝生」といっても、芝生には様々な種類がありそれぞれ見た目や性質が異なるものです。

まずは大まかに、暖地型芝生と寒地型芝生の特徴をおさえておきましょう。

 

分類 生育適温 特徴
暖地型芝生 24~35度 ・休眠期である冬に一度枯れるようになる(休眠期)

・種類によるものの、葉は硬めなものが多い

・高温多湿の日本の気候に適している

・性質が強く、病害虫が少ないものが多い

寒地型芝生 10~24度 ・寒さに強く、冬にも常緑

・葉が柔らかく、さわり心地がよい

・日本の高温多湿に弱い

・夏越しが難しい

・病害虫対策として農薬が必要な機会が多い

・必要となる芝刈りの頻度が高め

 

選び方のポイントは、「芝生の手入れに割ける時間の量」「住んでいる場所の気候」「芝を植える目的」といった点を考えることです。

 

どのくらい芝生の手入れに時間を割けるか

芝生は、種類によって必要なお手入れの量・質・頻度が異なります。

選び方の1つめは、自分が芝生にどの程度の時間を割けるかです。

なるべく省エネで芝生を育てたい、お手入れができるのは週末のみだ、という場合は性質の強い日本芝をはじめとする暖地型芝生を選んだほうがよいでしょう。

一方で、美しい芝生づくりに時間をかけたい。毎週欠かさずお手入れをする自信がある。という場合は西洋芝をはじめとする寒地型芝生も候補に選んでもいいかもしれません。

芝生のお手入れは、どんな種類のものを選んでも必ずついてくる作業です。

長く付き合うことになる芝生ですから、自分の生活リズムに合う種類を選ぶようにしましょう。

 

住んでいる場所が暖地か寒冷地か

選び方の2つ目は、栽培の適地かどうか考えること。

芝生には、大きく分けて暖地型芝生と寒地型芝生があります。

その名の通り、暖地型芝生は暑さに強く、寒地芝生は寒さに強い性質です。

一般的には、関東から西の地域であれば、暖地型の芝のほうが栽培難易度が低くなるでしょう。

もちろん、関東に住んでいるからといって寒地型芝生が栽培できないというわけではありません。

ただし、適地での栽培に比べると夏越しにそれなりの対策が必要となり、栽培難易度が上がります。

 

芝生にする目的を考える

選び方の3つ目は、芝生の目的。

「芝生で何がしたいのか」「どのように楽しみたいのか」によっても、選ぶ種類が異なります。

ふわふわの柔らかい芝生を思う存分楽しみたい、芝生の栽培自体を楽しみたい場合は西洋芝が目的に合っています。

子供やペットを遊ばせるため、特に目的は無いがなんとなく芝が良かった、といった場合は暖地型の日本芝のほうが手軽に育てられますよ。

ちなみに筆者の家では、「子供がいるため極力農薬をつかいたくない」「夫婦の仕事の関係で、手入れが週末1日しかできそうにない」ことから暖地型日本芝を選びました。

子供も楽しそうに芝生で遊んでいますし、基本的なお手入れをしていれば青々と育ってくれていて満足しています。

 

芝生の種類

暖地型日本芝

日本の気候に合っており、関東から西の地域ではもっとも育てやすい種類です。

 

野芝(ノシバ)

踏圧に強く、暑さ寒さにも耐える芝生です。ゴルフ場のラフなどに使用されています。

感触が荒いのが特徴で、個人宅の芝生としてはあまり使われない品種です。

 

高麗芝(コウライシバ)

個人宅の庭に使用されている芝生としてはもっとも多い種類です。

基本的な手入れはいりますが、刈り込みに強く病害虫の被害も少ないため手入れが簡単な部類の芝生といえます。

葉が若干大ぶりのため、裸足で歩くとチクチクとした感触がします。

 

姫高麗芝(ヒメコウライシバ)

コウライシバに比べ葉が細く、柔らかく繊細な印象になります。

定期的に刈り込めば、葉が密に広がる美しい芝庭になります。

葉が小さく柔らかいので、コウライシバに比べるとこまめな手入れが必要になる品種です。

 

暖地型西洋芝

暖地型の性質を持った西洋芝です。

耐陰性や耐寒性が日本芝に比べて低いものが多く、栽培環境が問われます。

また、日本芝よりも成長が早く頻繁な芝刈りが必要となるので、ある程度手入れに時間をかけられる人向けです。

 

ティフトン

葉が細く感触がよいことと、生育が旺盛で摩耗状態からの回復が早いことから、スポーツグラウンド用に利用されることが多い芝生の種類です。

定期的に地際までの刈り込みが必要になるなど、管理に必要な手間は多めです。

 

寒地型西洋芝

一年中常緑の葉が楽しめる寒地型西洋芝は、やわらかな手触りのものが多く魅力あふれる芝生の種類がそろっています。

一方で、日本の気候下では管理が難しく、こまめな手入れと農薬等による病害虫からの防除、定期的な芝刈りが必須となる芝生です。

 

ケンタッキーブルーグラス

寒冷地に適しており、世界で最も利用されている芝の種類。

日本だと、北海道が適地となります。

西洋芝の中では太めの葉ですが、色が青々として美しく、日本芝よりも繊細な手触りが特徴です。

 

クリーピングベントグラス

非常に繊細な手触りを持つ芝生で、低く刈り込むことで上質な絨毯のようになります。

一方で、柔らかい葉が病害虫に狙われやすく、管理難易度は非常に高い種類といえます。

寒さには非常に強いものの、日本の夏には弱く夏越しが難しい種類の芝生です。

 

まとめ

芝生の種類は、大きく分けると暖地型を寒地型があり、それぞれ特徴が大きく異なります。

「どのくらい手入れができるか」「気候は適しているか」を考えれば間違いないですが、いちばん大事なのは「自分はどんな芝生生活が送りたいのか?」ということ。

それぞれの芝生には、いい部分も劣る部分もあります。

芝生を張った後のことをゆっくりと想像して、自分の庭にピッタリの芝生を選んでみてくださいね。

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