念願の芝生を庭に植えたら、お手入れがスタート。

その時期その季節にあったお手入れで、元気な芝生を育ててあげたいですね。

きちんとお手入れされている芝の美しさは格別。

道ゆく人が振り返る魅力をもっていますよ!

きれいな芝生への第一歩は、お手入れの年間スケジュールを立てることから。

1年間の芝庭づくりの参考にしてくださいね!

 

お手入れスケジュールの立て方

芝生のお手入れスケジュールを立てるには、芝生の年間の生育サイクルを知ることが第一です。

暖地型の日本芝か、寒地型の西洋芝かによっても生育サイクルは異なるため、それぞれ説明していきます。

 

1年間の生育サイクル

芝生の生育は、季節によって変わっていきます。

 

暖地型日本芝

高麗芝を代表とする暖地型日本芝は、春の始まる3月から梅雨明けの7月にかけて活発に生育。

8月以降から徐々に生長する速度がゆるやかになり、冬には休眠に入ります。

休眠中は茶色く枯れたようになる(実際は休眠期に入る)のが特徴です。

 

寒地型西洋芝

寒地型西洋芝では、春3~5月に生育期のピークを迎え、梅雨から夏は高温と多湿により生育が衰えます。

夏は寒地型西洋芝にとって厳しい季節となり、トラブルが起こりやすい時期です。

暑さが過ぎた秋口から再び生育が活発となり、1、2月の厳寒期までは生長が続きます。

休眠期が短いため、1年中緑色の芝庭が楽しめます。とは言え、厳寒期には葉色が鈍くなります。

 

春のお手入れ

春は芽吹きの季節であり、芝の伸びが一番活発になる時期。

目土を入れたり施肥をするなど、生長を促す作業が多い季節です。

毎週、何かしらのお手入れが必要となるでしょう。

虫の動きが活発になる時期でもあるので、対策を怠らないようにしてください。

 

暖地型日本芝

3月は芝張りの適期です。

部分的に補修が必要な場所があれば、切芝をはる作業を済ませましょう。

また、夏の最盛期へ向けて、施肥を開始してください。

5月ごろにはエアレーションや目土入れをしておくと、その後の生育が活発になります。

 

水やり

土が乾燥していれば、水やりをしてください。

 

芝刈り

4月以降、週1程度で行いましょう。

 

病害虫対策

5月にかけてコガネムシやツトガが飛来する最盛期となります。

徴候が見られたら、早めに対処しましょう。

 

寒地型西洋芝

春先は伸びが活発な季節のため、日々の水やり・芝刈りが必須となります。

苦しい季節となる夏への準備期間として、施肥やエアレーションなどのお手入れを済ませておきましょう。

 

水やり

4月は3日に1回、5月は2日に1回程度の水やりが必要です。

 

芝刈り

伸びが活発になるので、週1回以上の芝刈りをしましょう。

生長が著しい5月は、週2,3回程度必要になります。

 

病害虫対策

病気や害虫が増える時期です。

成虫の飛来や幼虫被害を見かけた場合は、早急に薬剤で駆除・防除しましょう。

 

夏のお手入れ

夏の芝生のお手入れは、日本芝と西洋芝によってお手入れ内容が全く異なる季節です。

特に西洋芝にとっては厳しい季節となり、夏越し対策が必須となります。

暑さが厳しく水やりが頻繁にいるため、夏はお手入れの時間が必然的に多くなる季節。

雑草や病害虫に悩まされることも増え、管理がもっとも大変に感じる時期かもしれません。

 

暖地型日本芝

8月に向けて、生育の最盛期となります。

定期的に芝刈りをすることで、密な美しい芝生にすることができますよ。

肥料を与えるときは、高温による肥料焼けに注意してください。

 

水やり

7月8月は、週1回程度散水をしてください。

夏の水切れには注意しましょう。

 

芝刈り

週1回行いましょう。

 

病害虫対策

被害がくりかえすようであれば、薬剤での防除が必要です。

 

寒地型西洋芝

高温で生育が鈍る季節です。

病害虫への対策や、弱った芝生の手入れが中心となります。

日々様子を観察して、早め早めの対処をこころがけてください。

施肥は液肥を中心に与え、根に負担をかけすぎないようにしましょう。

 

水やり

毎日、早朝に水やりをしてください。

地表の蒸れの原因となるため、気温が上がってからの水やりは避けましょう。

 

芝刈り

6月は週2,3回必要です。

7月、8月は芝生が弱る時期ですので、刈りすぎに気をつけます。

 

病害虫対策

高温で弱っている上に、病害虫の被害が重なると深刻なダメージとなります。

被害が広がる前に、薬剤で予防・駆除に努めましょう。

 

秋のお手入れ

秋は、必要なお手入れが減ってきて休眠に向かう季節。

ただし、西洋芝は旺盛に成長する期間でもあります。

病害虫が減ってくる時期でもあるので、徐々にお手入れの負担が軽く感じるでしょう。

夏に負ったダメージのメンテナンスや、基本のお手入れが中心となる期間です。

 

暖地型日本芝

11月にかけて生育が緩やかになります。

涼しい時期にエアレーションや目土入れを行い、シーズン終了に向けて手入れをしていきましょう。

 

水やり

9月は週2、3回必要ですが、徐々に減らしていきましょう。

10月以降は、土が乾燥していればあげる程度で問題ありません。

 

芝刈り

10月までは2週に1回ほどの芝刈りを行います。

10月の末が、年間最後の芝刈りです。

 

寒地型西洋芝

暑さが和らぐ9月中旬以降から、再び旺盛な生育が始まります。

追加の種まきが必要な場合は、9月から10月にかけて行いましょう。

10月には、エアレーションや目土入れといったお手入れをしてください。

 

水やり

3日に1回ほど行います。

11月には週1回ほどで十分なので、徐々に水やりの頻度を開けていくようにしてください。

 

芝刈り

活発に伸びる9月下旬から10月には、週2回ほどの刈り込みが必要です。

 

病害虫対策

春夏ほどではありませんが、被害が出ることがあります。

早めに薬剤で対処しましょう。

 

冬のお手入れ

休眠期に入り、お手入れが一番少ない季節です。

このときに雑草処理をしっかりと行っていると、来年のお手入れが楽になりますよ。

 

暖地型日本芝

春までは休眠状態が続くため、お手入れとしてすべきことは雑草抜きくらいです。

芝生が枯れると雑草の緑が目立つため、春までに取りきっておくと後が楽になります。

 

寒地型西洋芝

芝生の伸びも少なくなり、鮮やかだった葉色も鈍くなっていきます。

 

水やり

過度に乾燥が続く場合は、散水しましょう。

 

芝刈り

伸びていたら芝刈りをしてください。

 

まとめ

年間を通して芝生の育ち方サイクルに合わせたお手入れを実施すれば、必ず芝生はその努力に応えてくれます。

お手入れすればするだけ、生き生きと輝く芝生。

自分が手入れした芝生が元気に育っている様は、見ていてとても気持ちいいものですよ!

ぜひ、年間のお手入れを通じて素敵な芝庭づくりを実現させてくださいね。

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