庭を芝生にする、と決めたらまず行うのは芝生を育てることですね。

でも、庭で芝生を育てるためには具体的に何をしたらいいのか知っていますか?

芝を植える方法には「張芝」によるやり方と「種まき」によるやり方があり、その後の定着まで気をつけなくてはいけないポイントがたくさんあるんですよ。

お家の庭を青々とした芝生にする第一歩、芝生を育てる手順について見ていきましょう。

 

芝生を購入して定着させるまでの流れ

芝生を育てるまでには、大まかに次の手順を踏みます。

 

  1. 芝生を張る庭の土壌を整える
  2. 芝を購入する
  3. 芝を張る(種をまく)
  4. 定着するまで、毎日~2,3日に1度水をやる

 

芝を張るのか?芝の種をまくのか?

コウライシバといった日本芝であれば「張芝」、ケンタッキーブルーグラスなどの西洋芝であれば「種まき」で芝生をつくります。

 

張芝

長方形の切芝を購入し、庭に並べて張っていく方法を指します。

ノシバやコウライシバといった日本芝を庭に植え付けるときに使う方法です。

 

種まき

ガーデニング草花のように、種をまくことで芝生をつくる方法です。

芝生の種まきは広範囲になることが多いので、むらが出ないように注意する必要があります。

 

芝生を育てる時期はいつがいい?

日本芝の張芝であれば、3月から4月の春。西洋芝の種まきをするのであれば、春または秋が適しています。

まずは、日本芝にするか、西洋芝にするかを決めてから芝を育てる時期を決めていくと良いでしょう。

ちなみに、日本芝は性質が強いので、仮に春以外に芝張りをすることになっても大丈夫。

アフターケアをしっかりと行えば、枯れることはまずありません。
ただし厳寒期は避けてくださいね。

筆者の家で芝張りをしたのは、30度を超える真夏。

引っ越し時期の関係で、夏以外の選択肢がありませんでした。

しかし、芝張り後に欠かさず水やりをしたことで、しっかりと定着させることができています。

 

芝づくり手順1 土壌を整える

日本芝、西洋芝に共通する手順です。

次の流れで、芝生をつくる場所の土壌を整えていきましょう。

 

  1. 30センチほどの深さまで土を掘る
  2. 雑草の根や石などを取り除く
  3. 土壌に、川砂と完熟有機肥料を混ぜる
  4. 地表を平らにならしておく

 

芝づくり手順2 芝を購入する

切芝、芝の種ともに、ホームセンターまたはネットショップ等で購入できます。

特に切芝は鮮度が命です。信頼できるお店から、新鮮なものを購入しましょう。

 

切芝を選ぶポイント

実店舗で直接見て買う場合は、次の点をチェックしましょう。

 

  • 枯れていないか
  • 色がまだらになっていないか
  • 直射日光が当たる場所に放置されていないか
  • 縁の芝が伸びていないか

 

このような様子が見られる芝は、鮮度が低く弱っている可能性があるため避けてください。

できるだけ新鮮な芝を購入し、購入後すぐに芝張り作業をするのが成功へのポイントです。

 

芝づくり手順3 芝を張る・種をまく

実際に庭に芝を植えていきます。

日本芝の張芝と西洋芝の種まきで手順が異なるため、それぞれ解説していきます。

 

張芝

張芝の時期は、これから生育が活発になる直前の3月がベストです。

根付きやすく傷みも最小限にできるため、芝張りの失敗が少ない季節です。

切芝を購入したら、以下の手順で芝張りをしましょう。

 

  1. 目地張り(芝と芝の間を3センチほど開けて並べていく方法。レンガ模様になる様に並べるのがポイント)で芝を置いていく
  2. 芝を軽く押し付け、地面に密着させる
  3. 目地を目土で埋めていく(目土には、川砂や「芝の目土」を利用)
  4. レーキやトンボで目土をならす
  5. 全体にたっぷりと水をやる
  6. 沈んだ箇所には目土を追加する

 

種まき

西洋芝を育てる場合は、種まきで芝を定着させます。

春または秋の、気候の良い時期に行いましょう。

 

  1. 発芽しやすいよう、種を一晩水につける
  2. バーミキュライトや川砂と種を混ぜる
  3. 2山に分けて、それぞれトレイに入れる
  4. 1つのトレイを、むらにならないように平均的にまく
    このとき、同じ向きにまいていく
  5. もう1つのトレイを、4.と垂直に交わる向きでまいていく
  6. フルイで薄く土をかける
  7. 土が勢いよく流れないように、じょうろ等でやさしく全体に水やりをする

 

芝づくり手順4 アフターケア

芝生を定着させるためには、植え付けた後のケアが大切です。

 

アフターケア1 水やり

根の定着までは、普段のお手入れ以上に頻度をあげて水やりします。

根付くまでは、次のペースで水やりをしましょう。

 

春・秋の涼しい時期 2日に1回
気温22度を超す気候 毎日
真夏 雨の日以外は1日2回
4日に1回

 

水やりのポイントは、土から染み出すほどたっぷりとあげること。

シャッシャッとかける程度の水やりは、根まで十分な水分が届かないためNGです。

 

アフターケア2 芝生を踏まない

できるだけ芝生を踏まないで過ごしましょう。

植えたばかりの芝は土と根付いていないため、少しのズレも定着を遅らせる原因となります。

走り回りたい気持ちは抑え、水やり時に少し立ち入る程度にとどめましょう。

 

アフターケア3 余計なお手入れはしない

施肥、サッチング、エアレーションといったお手入れは、芝が十分に根付いてから行います。

特に、施肥とエアレーションは根を直接傷める原因となるものですので控えてください。

サッチングも、次年度以降に実施すれば問題ありません。

 

まとめ

芝生の定着までには、土壌の整備・新鮮な芝の購入・植え付け作業・たくさんの水やりが必要です。

これから長い付き合いとなる芝生。

丁寧に植え付けをすれば、芝生は必ずその努力に応えてくれます。

家族で楽しみながら育て、根が定着したら目一杯芝生を楽しんでくださいね。