芝生のお手入れでは、実際にお手入れをしてみてはじめて分かる大変さや楽さがあります。
こういった情報が芝生導入前に分かると、よりお手入れの具体的なイメージがつきやすくなりますね。
芝生を育ててみて「思ったよりも楽だった」「思ったよりも大変だった」ことを、芝生お手入れの経験をもとに5つ選びました。
育ててみてはじめて分かったことに限定しています。
これからお手入れにチャレンジしようとしている芝生初心者の方、必見です。

芝生をはじめて分かったこと

芝生を育ててはじめて分かる、お手入れ面の事実5選です。

  1. 思っていた以上に芝刈りが必要
  2. 栽培自体は簡単(暖地型日本芝の場合)
  3. 美しい芝にするにはそれなりの手間が必要
  4. 水やりは少なめでいい
  5. 除草剤・殺虫剤不使用でも育てられる

それでは、ひとつづつ見ていきましょう。

はじめて分かったこと1 思っていた以上に芝刈りが必要

芝刈りは、芝生のお手入れにおいて最重要のお手入れです。
芝生初心者の方が把握しておくべきことは、「芝刈りは、思ったよりも頻繁にやる必要がある」ということ。

暖地型芝生の芝刈りは、成長期である春から秋にかけて必要となるお手入れです。
冬期の12月から2月以外は、毎月芝の生長に合わせた芝刈りが必要となります。
また、旺盛に生育する時期には、週1回程度の芝刈りが必要。
1年のうち半分近くは、週1回の頻度で芝刈りをすることになります。

気候の良い春や秋だと良いですが、真夏になるとつい億劫に感じてしまうこともあるのが芝刈りです。
1週間芝刈りをサボったところで、芝生がすぐに枯れてしまうわけではありません。しかし、あっという間にボウボウに伸びてしまい、見かけが悪くなります。
伸びた芝生には、害虫や病気が発生しやすくなるので、美しい芝を目指さない場合でも定期的な芝刈りは必要となるのです。
なお、西洋芝系の品種は生育が早いため、日本芝に比べてさらに頻繁な芝刈りが必要になります。

「芝生で友人とバーベキューをする」「子供を呼んで芝生で遊ばせる」などの、モチベーションとなるイベントを設定して芝刈りするのもおすすめです。

はじめて分かったこと2 栽培自体は簡単(暖地型日本芝の場合)

「美しさ」を考えなければ、暖地型日本芝を栽培すること自体は非常に簡単でした。
根付いてからであれば、多少お手入れをサボったところで、枯れてしまうことはまずありません。
数ヶ月間芝刈りや水やりをしなくても、自力で生育してくれるのが芝生の強いところです。

筆者の家の事例です。
芝生の生育期である夏に、2ヶ月間芝生のお手入れができなかったことがありました。
しかし、2年経った現在でも、芝生は枯れてしまうことなく生育しています。
ただし、その年の芝生は伸び放題、荒れ放題となってしまい、見栄えが悪くなりました。

栽培が簡単な暖地型日本芝は、毎週のお手入れに自信のない家庭であっても気軽に導入できます。
芝生初心者の場合は、まず「コウライシバ」からはじめて、お手入れのコツを掴んでいくのがおすすめです。
ガーデニング初心者であっても、芝生を枯らすことはあまり心配しなくても大丈夫ですよ。

はじめて分かったこと3 美しい芝にするにはそれなりの手間が必要

最低限のお手入れは簡単な暖地型日本芝ですが、「美しい芝生」を維持するためには、相応の知識とそれなりのお手入れ量がいります。

美しい芝生を作るためには、芝刈り以外のお手入れが必要不可欠。
「サッチング」「エアレーション」「スライシング」「エッジカット」「施肥」「更新作業」について知ることが大事になってきます。
効果的なお手入れの時期を考え、1年間のお手入れスケジュールを組んでコツコツとお手入れメニューをこなしていく必要があるのです。

また、これらのお手入れには専用の道具が必要となります。
本気で美しい芝生を目指す場合、用意するものが増えていくのが芝生のお手入れです。

はじめて分かったこと4 水やりは思ったよりも少なめ

芝生が必要とする散水頻度は少なめです。
極度に乾燥したときや30度を超すような気温の高い時期以外の水やりは、原則必要ありません。
頻繁に水やりが必要となる、鉢植えでの植物栽培のイメージからは、大きく異なっています。

芝生のお手入れに関しては、水やりよりも芝刈りを重視したほうが美しい芝生を保つことができます。

例外的に水やりが必要となるのは、芝張り後から根が定着するまでの1,2ヶ月ほどの期間。
この間は、ほぼ毎日の水やりをかかさずに実施しましょう。

はじめて分かったこと5 除草剤・殺虫剤不使用でも育てられる

暖地型日本芝の場合、除草剤や殺虫剤といった薬剤を使用せずに育てるのは、思ったよりも簡単でした。
定期的に芝刈りをすること、サッチ層(枯れた芝などの有機物が堆積したもの)を溜めないようにすること、土壌の健康を保つことを意識したお手入れをすれば、病害虫の発生が最小限になります。
定期的な芝刈りは、芝生を育てている以上は基本中の基本となるお手入れ。
芝刈りをすることで、害虫の隠れる場所を無くして風通しもよくします。

定期的な芝刈り、年数回のサッチングやエアレーションのみでも、薬剤不使用で芝生を楽しむことができますよ。

まとめ

お手入れは決して楽なわけではありませんが、芝生は思ったよりもたくましく生育してくれるものです。
芝生導入に際しては、事前に実際のお手入れ風景をイメージできているかで、芝張り後の印象ギャップを埋めることができます。
「芝刈りがこまめに必要」であるということ、「美しい芝生を作るのは努力が必要」ということを理解する。
そうすれば、最初は基本のお手入れだけで管理しつつ、年々芝生のレベルを上げていく…という育て方もできますよ。

お手入れの大変さ以上の豊かさをもたらしてくれるのが芝生です。
まずは「高麗芝」のような育てやすい品種で、芝生生活を始めてみてはいかがでしょうか?

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