芝生の駐車場には多くのメリットがあるものの、芝生にする工法や実際に得られるメリットはあまり知られていません。
そこで、駐車場を芝生にするメリットの内容や駐車場の工法をそれぞれご紹介します。

「土の地面で車が汚れる」「コンクリートは殺風景で印象が悪い」と感じている方は当記事を参考に、芝生の駐車場を取り入れるか検討してみてください。

駐車場を芝生にする主な3つの工法

駐車場を芝生にするには、主に「レンガタイプ」「緑化ブロックタイプ」「枕木タイプ」の3つがあります。
「DIYでも取り入れられる」「すぐに使い始められる」「味のある雰囲気に仕上げられる」といったように、工法によってそれぞれに特徴が異なります。

まずは、それぞれの工法ごと違いをチェックしてみましょう。
自分だけでは難しい工法もあるため、悩んだ場合はプロに相談してみてください。

1.DIYもしやすい「レンガタイプ」

DIYでも取り組みやすいレンガタイプの工法は、お庭のナチュラルな雰囲気を引き出してくれます。
目地から生える芝生は、おしゃれな庭としてスペースを有効活用可能です。

駐車場から庭へと続いているお宅の場合、レンガのサイズや形を使い分けることで一体感のある景観に仕上がります。
また、使うレンガの種類によって違った表情を表現でき、独自性のある駐車場兼お庭を作ることが可能です。

2.すぐに利用開始できる「緑化ブロックタイプ」

緑化ブロックタイプの工法は、すぐに利用開始できるのが特徴です。
緑化ブロックは植栽とトレイを設置するだけで駐車場を芝生にでき、手軽に緑化に取り組めます。

この工法は、ショッピングモールなどの屋外平面駐車場によく取り入れられている駐車場の緑化です。
設置したらすぐに使い始められるため工期も短く、すぐに駐車場として使い始めたい人におすすめします。

3.緑の比率を高めやすい「枕木タイプ」

枕木タイプの工法は、緑の比率を高めやすいのが特徴です。
枕木を土台として設置し、芝生が根付けるだけの土を入れてから芝を張ります。

枕木の品質によっても変わりますが、腐食にしくく長期間使い続けることが可能です。
また、腐食してしまった場合も、傷んだ枕木だけを交換すれば元通り使えます。
さらに、枕木は時間の経過とともに変化する楽しめる点も魅力の1つです。

枕木タイプの駐車場は次の動画がイメージしやすいでしょう。
コテやハンマーがあると作業がしやすいようです。

<【駐車場DIY】#3 続・芝生の庭を駐車場に 枕木を敷く>

駐車場を芝生にする5つのメリット

駐車場を芝生にするメリットは次の5つです。

  • 表面温度の上昇を防げる
  • 景観が整い見た目が映える
  • 緑地面積として算入できる
  • ヒートアイランド現象の低減につながる
  • 雨水の排水を助ける

駐車場を芝生にするメリットの内容を正しく理解して、駐車場の芝生化を検討してみましょう。

1.表面温度の上昇を防げる

コンクリートやアスファルトの駐車場の場合、真夏の良く晴れた昼時には表面温度が60度以上に達すると言われています。
しかし、駐車場を芝生にすることで、表面温度を大きく低下させることが可能です。

そのため、昼に蓄積した熱を夜に発散したり、気温の上昇を抑えられたりといったメリットがあります。

2.景観が整い見た目が映える

駐車場に芝生を張ることで、殺風景だった場所の見た目を変えることが可能です。さらに、庭や駐車場、家など全体の景観が整い見た目が映える効果もあります。

また、芝生や自然の色である「緑」には、心を落ち着かせる作用があると言われています。
駐車場を緑化することで、日常の中に落ち着ける場所をひとつ増やすことにも繋がるでしょう。

3.緑地面積として算入できる

都市開発をする場合、自治体によって緑化義務が条例になっているケースがあります。
自治体の事例を挙げると、タイヤに踏まれにくい車両の下部分を緑化する場合は、車止めまでの距離が2.5m、幅員が0.7mまでを緑地面積として算入可能です。

また、緑化によって税制面での優遇措置を受けられる制度が整備されている地域もあります。
ただし、緑化義務を果たすには、自治体ごとに異なった緑地面積を満たさなければなりません。

詳しくは、各都道府県の緑化優遇制度のページをチェックしてみてください。

4.ヒートアイランド現象の低減につながる

駐車場に芝生を張ると、ヒートアイランド現象の低減につながります。
ヒートアイランド現象には、さまざまな原因がありますが、田畑が減ったことや河川が埋め立て・地中化したことなどです。

さらに、都市部を中心に地面の多くをコンクリートで覆われていることも大きな要素の1つです。
芝生を張る家が増えることは、ヒートアイランド現象の低減につながります。

5.雨水の排水を助ける

アスファルトやコンクリートの駐車場は、すぐに水たまりができてしまいます。
しかし、駐車場に芝生を張ることで、雨水の排水を補助する効果があるのです。

また、駐車場が舗装されていない場合は水たまりだけでなく、土ぼこりで車が汚れてしまうなど悩みが尽きません。
芝生を張ることで、水たまりや土ぼこりが舞うことを予防できます。

駐車場の目地にも芝生が活用できる

家を建てた際に駐車場をコンクリートで舗装している場合も、芝生による緑化は可能です。
この場合は、コンクリートの目地に芝生を活用する方法があります。

目地を埋める材料としては、玉砂利やプラスチックなどが一般的ですが、芝生を用いることで見た目も綺麗に仕上げることが可能です。
庭全体に芝生を敷くよりも必要な芝生の量が少なく済むため、1日のDIYで完了できる点もメリットといえます。

多くの駐車場は、目地部分だけコンクリートよりも低めに作られています。
そのため、目土を盛って高さを調整し、芝生を敷いたときとコンクリートの高さを合わせるようにすると、綺麗に仕上がるでしょう。

まとめ

駐車場の緑化には、多くのメリットがあります。
工法によっては、自分ひとりのDIYで取り組むことも可能です。

また、すでに駐車場をコンクリートで舗装されている方にもおすすめしたい駐車場の目地を活用する方法もご紹介しました。

「駐車場に芝生を取り入れることに関心はあるけど、どうすればいいかわからない」とお悩みの方は、当記事でご紹介したメリットや工法を検討材料の1つとしてみてください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です