せっかく張った芝生ですが、忙しさが続くとお手入れがサボりがちになってしまうことも…。

気づいたら、ところどころ枯れている!ということも多いものです。

筆者の家では、真夏の時期に水やりをサボったことが原因で芝生がチリチリに…

早めに気づいて水をあげたため全体が枯れることはありませんでしたが、部分的に枯れる部分が出てしまい、なかなか復活しなかったことがあります。

芝生が枯れてしまったら、早めに気づき適切な対処をすることが重要。

芝生が枯れる主な原因を説明していきますので、枯れ知らずの芝庭づくりに役立ててくださいね。

 

芝生が枯れた原因は何か?

芝生が枯れる原因には主に、5つあります。

 

  1. 冬枯れ
  2. 病害虫
  3. 軸刈り
  4. 肥料やけ
  5. 水不足

 

枯れた芝生を復活させるためには、原因が何であるかを突き止める必要があります。

 

まずはどんな状況で枯れたのかを調査する

芝生が枯れた原因を特定するためには、次のポイントを見てみましょう。

 

  • いつから調子が悪いのか?
  • 部分的に枯れたのか?全体が枯れているのか?
  • 病気の特徴的な症状が現れていないか?
  • 芝生に害虫の穴がないか?

 

芝生が枯れたのには、必ず何かしらの原因があります。

原因によって大きく対処方法が異なるため、まずは「どのような状況で枯れたのか」の調査が先決。

枯れる状況が把握できていれば、次年度以降の芝生のお手入れで同じことが起こっても焦らずに対処できるようになりますよ。

芝生が枯れてしまっても、まずは落ち着いて状況観察を徹底してみてください。

 

芝生が枯れる原因1 冬枯れ

芝生が全体的に枯れてきた。

枯れてきたのが11月ごろであれば、冬枯れの可能性が考えられます。

というのも、コウライシバなどの日本芝は、冬が休眠期。
地表部分を枯らして越冬するのです。

芝生が枯れてきた前後に目立ったトラブルがなく、寒くなるにつれて徐々に枯れてきたのであれば冬枯れを疑いましょう。

 

対処方法

冬枯れは日本芝の生理現象なので特段の対策は不要です。

冬の時期に雑草対策などをすることで、翌春の芽吹きを待ちましょう。

 

芝生が枯れる原因2 病害虫

まだら模様に枯れている、円形などの独特な形状で芝生の黄化が見られる。

こういった場合は、まず病害虫の可能性を疑いましょう。

病害虫が多い季節は、4月ごろから夏にかけて。

地面に害虫の穴がないか、枯れた部分の形が芝生によくある病気の症状と似ていないか、こういった観点で原因を探してみてください。

一度発生すると被害が急速で大きいのが、害虫による芝枯れです。

害虫により芝生が全滅することは少ないものの、被害を放置すると芝が元の状態に戻るまでは長い期間を要します。

 

対処方法

あまりにも被害が大きい場合は、殺虫剤をまいて対処しましょう。

殺虫剤を散布しても被害が収まらない場合は、病気が原因で枯れている可能性が高くなります。

薬剤を散布して様子を見てくださいね。

 

芝生が枯れる原因3 軸刈り

芝刈りをサボっていた芝生で、久しぶりにバッサリと芝刈りをしてしまった場合、数日後に芝が枯れることがあります。

これは、軸刈りによって芝が枯れてしまったためです。

軸刈りとは、芝生を茎の部分で刈ってしまうこと。
伸びきった芝生を低く刈ることで「軸刈り」になります。

軸刈りをした芝は、葉が残っておらず光合成をする力がなくなります。

すると、うまく生育に必要な養分を作り出すことができずに枯れてしまうのです。

性質の強い日本芝の場合は、軸刈りをして一度枯れたようになっても、刈った部分から新芽が生えてくるため再生できます。

一方、寒地型西洋芝の場合そのまま枯れてしまうことがあるので要注意です。

 

対処方法

芝刈りは、芝が伸び切ってしまう前に定期的に行うこと。これが一番です。

軸刈りは芝生にとって大きなダメージとなります。

特に、芝生が弱っている時期は軸刈りをしないようにしましょう。

寒地型西洋芝にとって、夏の軸刈りは厳禁です。

 

芝生が枯れる原因4 肥料焼け

固形肥料をまいてから数日後に、一部分だけ枯れてしまった。

そんな場合は、肥料焼けによるものかもしれません。

肥料焼けは、肥料成分が強すぎて根や葉が傷むことで起こります。

肥料のまきムラや、散水不足も原因となりますよ。

 

対処方法

肥料は適量を必ず守り、全面均等に散布しましょう。

また、高温期には肥料焼けが起こりやすくなるため、真夏の高温期を避けて施肥することもポイントです。

肥料を施した後には、必ずたっぷりと散水を行ってください。

固形の肥料のままでは成分が濃すぎて芝へのダメージとなります。
散水することで溶けながら土に染み込むため、優しく根まで肥料分を届けることができるのです。

 

芝生が枯れる原因5 水不足

真夏の高温が続き、芝が枯れてしまった。水やりをサボっていた…。

そんなときは、水不足が芝枯れの大きな原因となっているでしょう。

芝生がチリチリとしていて、葉が丸まっているときは水不足のサインです。

 

対処方法

日本芝であれば、水不足に気づいた段階でたっぷりと水やりをして、芝生の復活を待ちます。

水やりをするときは、地中深くまで染み込むようにたっぷりと与えてください。

寒地型西洋芝であれば、真夏の日中の急な水やりは控えたほうが無難です。

というのも、染み込んだ水分が日光によって高温になり、芝生全体が蒸れてダメージとなることがあるからです。

日中は霧吹きで表面温度を下げ、涼しくなってから水やりをしてください。

 

まとめ

芝生が枯れる原因はいくつもありますが、それぞれ起こりやすい時期や対処法が違うものです。

何をしたら・しなかったら枯れてしまったのか?枯れてしまう時期は?

芝生が発信する様々な情報を、お手入れの中でしっかりとキャッチすることで、芝生が枯れてしまったときに適切な対処がとれるようになります。

お手入れをしながら芝生の様子を観察することが、上手な芝庭づくりの第一歩。

芝生が枯れる原因を把握して、青々とした芝生を目指してくださいね。