芝生を敷きたい場所の土壌はどんな状態ですか?

土づくりはとても重要で、芝生がうまく育つかどうかは土にかかっていると言っても過言ではありません。

しっかり根付いてくれる土づくりをして、最初の失敗を防ぎましょう。

後からやり直すことができない場所だからこそしっかりと準備することが重要です。

芝生を敷く前に地面を整えよう

まずは芝生が好きな土壌を知る必要があります。

日本芝なら乾燥にも強いので砂土で育つことができます。

西洋芝は暑さに弱いものが多く保水力がある土が混ざっていると良いでしょう。

粘土質の土にはどちらも根付くことができない上に水も空気も通さず育つことができません。

同じく水はけが悪い場所も芝生の根が腐りやすく、苔やキノコが生えてしまうので向いていません。

これを踏まえて、芝生が好む「芝生は水はけのいい、かつ保水力も多少ある土」を作っていきます。

 

芝生が根付くための土壌改良をする

芝張り予定地にある土が使えそうなら、この土を改良して芝生が根付きやすい土にしていきます。

まずはスコップなどで全体を掘り起こします。

芝生が根付くために15センチ分くらいの土が必要となりますので、それくらいの深さまで掘り起こしましょう。

ふるいなどを使って石や雑草などを根気よく選別していきましょう。

取り除いたら、土壌改良材や有機肥料を混ぜ合わせて栄養素などを調整します。

土の質に合わせて水はけがいいなら土、悪いならば砂を混ぜてこちらも調整していきます。

土が少ないならば市販の床土と培養土を混ぜたものを追加すると良いでしょう。

 

芝生を張る部分を平らにならす

土の調整ができたら、平らにならします。

この時に緩やかな傾斜をつけておくと水がはけやすくなります。

水が流れる向きを考えてならしていきましょう。さらに土を固めて平らな土台を作ります。

土台がデコボコな状態で芝生を植えると、その後に修正作業が必要になってしまいます。

ローラーや板を使って土を締めましょう。

 

水を撒いて様子をみる

下地を整地し終わったら水を撒いておきましょう。

土づくりをした土地に芝張りする場合は、数日ほど置いてから行うことをおすすめします。

作ったばかりの土はまだ混ぜ合わされたばかりで、養分を分解できていません。

土の再生には1~2週間かかるので、水を撒きながら繰り返し土を固めて様子をみましょう。

芝生の土台に向いた土づくりのポイント

土づくりでは堆肥などを混ぜて土のバランスを整えていきます。

土壌改良の基本的なポイントをまとめましたので参考にしてください。

これらの素材を配合した土壌改良材も販売されていますので、まずはそちらを使用してもいいでしょう。

 

堆肥で栄養のある土にする

牛や鶏のフンがベースになっている動物性の堆肥は、土をふかふかにする作用があるので土壌改良に向いています。

ただしにおいが強いので周囲の環境に合わせて使用しましょう。

腐葉土などの植物由来の堆肥は葉の微生物が分解されているため、植物を育てる最適な土台を作ってくれます。

 

石灰などでphを調整する

phを確認して中性でない場合は調整する必要があります。

日本の土壌は酸性の場合が多いので、アルカリ性の石灰を使用して中性に近づけます。

石灰を使用する場合は窒素と混ざると気体になってしまうので、肥料を使用する2週間ほど前に土壌に混ぜておきます。

また、後からphを調整するのであればもみ殻などのアルカリ性肥料もおすすめです。

 

砂や石を混ぜて水はけを良くする

土の水はけが悪い場合は、目砂や石の土壌改良材を混ぜて調整します。

ゼオライトやバーミキュライトといった石を原料とする土壌改良材を混ぜることで排水性や通気性を向上させることができます。

目砂用に販売されている川砂や山砂を使用しても良いでしょう。

芝生を張る前の土づくりに便利な道具

土づくりは重労働なので、作業負担をなるべく軽減するために道具を整えて取り組みましょう。

特にスコップのような力をかける道具は強度のあるものを選んでおきます。

足腰への負担を軽減できるサポーターなども適宜使用してください。

 

土づくりに便利な道具

元々の土壌を掘り返すためにまずスコップやクワが必要です。

土壌が固い場合があるので強度のあるものを準備しておきましょう。

スコップは土を混ぜ合わせる時にも使用するので、大きいものと小さいものを準備しておき、状況に合わせて使い分けます。

また、作業スペース用にブルーシートやガーデニングトレーがあると土を混ぜ合わせる時に便利です。

土から石や雑草を分ける時には、爪のあるレーキ(熊手)やふるいがあると良いでしょう。

 

地ならしに便利な道具

地ならしするために板状のレーキ(トンボ)は、地面をしっかりとらえることができる木製のものがおすすめです。

土を固める時には広いところにはローラーが、狭い部分や端には踏板が向いています。

芝生を張る面積次第ではローラーは無くても問題ないでしょう。

まとめ:土台作りが芝生の生育を左右する!

芝生が根を張らなかった、枯れてしまった、でこぼこになってしまったなど、はじめての芝張りで起こる失敗は土づくりしなかったことが原因です。

そして土壌改良は芝生を張った後に行うことはできません。

トラブルが起こって後悔しないように、最初の土台作りをしっかりと行いましょう。

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